Japan Travel
編集部
2025年9月8日
近年、持続可能な社会の実現に向けて、観光・ビジネスの分野でもサステナビリティへの関心が高まっています。弊社も例外ではなく、日々の業務やプロジェクトを通じて、社会や環境への配慮を念頭に置いた事業運営を推進しています。
本記事では、具体的な取り組みの一部をご紹介していきます。
身近なところから始めるサステナビリティ
名刺のリデザインと素材の見直し
弊社では名刺に広島平和記念公園に寄せられたおりづるの再生紙を使用しています。
マイボトルによるプラスチック削減
社員にはステンレス製のオリジナルボトルを配布し、使い捨てプラスチックの削減を推奨しています。また、フィルター付きの浄水設備を活用し、マイボトルでの水分補給が可能な環境を整えています。エネルギー効率とオフィスでの持続可能なプラクティス
弊社は日本の「クールビズ」キャンペーンに参加し、夏季のオフィス温度は25℃以上を保つよう努めています。さらに、使用していない照明や機器は必ず消す「スイッチオフポリシー」を徹底し、エネルギー消費の削減に取り組んでいます。
加えて、オフィス用品やお茶・コーヒー等の備品は、環境に配慮したエコフレンドリーかつオーガニックな製品を優先的に選択しています。
サステナビリティ関連プロジェクトの事例
弊社では、旅行・メディア両事業を通じて、地域資源の保全や文化継承に取り組むプロジェクトを推進しています。主な事例は以下の通りです。
知られざる日本を、サステナブルに巡る旅の提供
弊社の旅行事業では、地域の伝統や文化を尊重し、サイクリング等の環境負荷の少ない移動手段を取り入れた、魅力的な旅行プランを企画・提供しています。地域コミュニティへの支援と環境保護との両立を目指しています。地域団体との連携:ピッキオ
私たちは、日本各地でサステナビリティに取り組む団体と積極的に連携し、その活動を広く発信しています。その一例が、北海道・知床でエコツーリズム・野生動植物保全に取り組む「ピッキオ」とのパートナーシップです。地域の自然体験等の活動をサービス内で紹介しています。東京のサステナブルスポット:Tokyo Tokyo
東京のサステナブルな観光をテーマに現地取材を行い、記事や動画を制作しました。地域で持続可能な取り組みを行う施設や人の声を発信しています。
記事・動画はこちらオールヴィーガンツアー:ミヨコ・シナー氏(Miyoko Schinner)
世界的ヴィーガン起業家ミヨコ・シナー氏とともに企画・開催したオールヴィーガン料理ツアー。参加者は日本各地を巡りながら、ヴィーガン×日本の食文化の奥深さを体験しました。レポートはこちら
国際的な認証「Travelife パートナー認証」の取得

弊社は、観光業界における国際的なサステナビリティ認証「Travelifeパートナー認証」を取得しています。この認証は、観光事業における持続可能性の実践状況を国際基準で評価するものです。
今後もTravelifeのガイドラインに沿って、事業全体のさらなる改善に取り組んでまいります。
詳しくはこちらからご覧いただけます。
サステナビリティマネージャーMarie Goutière(マリー・グティエル)のコメント
「2025年初めに、私たちはTravelifeパートナー認証を取得しました。
社内、パートナー企業、そしてクライアントとの間で持続可能性に関するさまざまな取り組みを進め、確かな前進を遂げています。
これからもその歩みを止めることなく、一歩ずつ、日本のメディアと観光をより責任あるものへと変えていきます。」
今後について
環境や地域社会、そして未来の世代に責任を持つことは、私たちの使命であり挑戦です。
その想いを胸に、社内におけるサステナビリティの推進にとどまらず、様々なサービスを通じて、持続可能な社会づくりに貢献してまいります。
また、現在取得している「Travelifeパートナー認証」の上位認証取得を目指し、より一層の努力と改善を続けていきます。
弊社の今後の取り組みにぜひご期待ください!
参考文献
資料
1
注目のチームメンバー

効率 & サステナビリティマネージャー