東日本大震災から10年。減少した外国人観光客を日本に呼び戻すため、立ち上がった1人の外国人の物語。

語り手:ジャパン・トラベル株式会社 代表取締役:テリー・ロイド

牛尾 晃汰

広報/PR

2021年3月26日

2011年3月11日。私は同僚とJR高田馬場駅のホームに立っていました。そしていきなり全てが激しく揺れることを感じました。建物がベニヤ板のように撓み、窓が膨らんだり縮んだりするのをホームから見ていました。そして、数千人の人々がビルから出て、路上に集まっているのを見て初めて大地震があったを実感しました。そして高田馬場から六本木まで歩いて戻り、インターネットを見た時、震災がいかにひどいものかを理解しました。

私自身も、家族や、知人から「早く日本を出ろ」と言われました。しかし従業員や日本で働いたお客さまのことを思うと日本を出ることができませんでした。シンチレーター測定器を持っている社員を手配して、毎日放射線量を測定して、情報をインターネットで公開し、社員やお客さまに「東京はまだ安全だ」と発信し続けました。

海外メディアは福島以外の地域の放射線量が低いことが明らかになると震災をセンセーショナルに報じ、日本の9割の地域は安全であるのに、メディアは放射線物質の影響で東京が住めなくなるという予測をしていました。そこで私は海外に人々の認識を変える必要があると考えました。そして同時期に震災の影響を最も受ける分野の一つだった外国人観光業に対して「日本はまだ安全で楽しく旅行ができる場所」ということをメディア使ってでアピールすることにしました。

震災から数ヶ月後、現在のJapanTravel.comのビジネスモデルを構築した頃、より日本の情報を「外国人視点」で事実、ストーリーを持って発信することに注力しました。持っていた名刺を取り出して日本に住む友人に毎日電話をしていた私の姿を妻は未だに覚えているそうです。

最終的に300人にも昇る在留外国人に連絡した私は、友人たちに十分な報酬を支払えませんでしたが、全員が私を同じ気持ちを持っており、「日本は安全だ」ということを世界に発信するするを手伝ってくれました。私はソフトウェアチームに投稿者をホスティングするプラットフォームを作ってもらい、1つのウェブサイトに統合しました。様々な人々のおかげで2年後には日本政府以外では、世界最大の訪日旅行コンテンツサイトになりました。

現在も新型コロナウイルス感染症の影響で、東日本大震災後以上の打撃を受けていますが、東日本大地震の経験から最悪の出来事が希望に繋がることを私は学びました。

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